オイルヒーターの購入を考えている方へ
寒くなってきたので、皆さん暖房器具を使われていると思いますが、オイルヒーターを買おうかとお考えの方もいらっしゃるかも知れません。
部屋の暖まり方や、電気代の事、様々な情報だけが先行してしまってよく分からなくなってしまいますよね。
そこで、今日は一番気になるオイルヒーターの電気代について詳しく解説していきたいと思います。
オイルヒーターを購入する時に気になるのが電気代・・・
オイルヒーターの検討されている方のほとんどは「空気も汚さないし、乾燥もしないから良いのはわかるんだけど、それ以上に電気代がどのくらいかかるのか気になるんだろう」と思われていると思います。
確かにオイルヒーターを1日の中で長時間付けたままにしていると、驚くような電気代を請求されてしまいます。
一体どのくらい掛かるのでしょうか?
オイルヒーターの電気代の計算式はコレ!
オイルヒーターの消費電力は1000~1500W程度。電気代の単価が20円/kwhの場合として、省エネ機能が無い場合、運転開始時からずっとこのペースで消費し続けます。
ちなみに1000Wのオイルヒータを1時間稼動させると約20円。毎日10時間オイルヒーターを稼動させれば、月6000円程度となります。
オイルヒーターの性能にもよりますが、運転を始めてから掛かる金額・消費電力のペースはほとんど変わりません。
オイルヒーターを1時間使用した時の電気代を見てみよう
先の項目でも書きましたが、電気代の単価が20円/kwhの場合、1時間オイルヒーターを使った場合は約20円掛かることになります。
これはあくまでも電気単価が20円の場合を想定していますが、地域によっては32円のところもあるでしょうし、購入したオイルヒーターのワット数によってもこの数字は変わってきます。
そのオイルヒーターのワット数が大きければその分1時間で掛かる電気代も高くなると思っていただいてよいでしょう。
オイルヒーターの電気代は高いの?
それでは、オイルヒーターの電気代を他の暖房機と比べてみましょう。
まずはエアコンですが、今のところ、エアコンの暖房費は一日あたり84円程度で推移しているようで、丸一日(24時間)つけっぱなしなので、これは思ったよりも安くついているという書き込みがありました。
オイルヒーターの場合であれば1時間で20円近くかかるわけですから、エアコンは安いですね。
石油ストーブのは、着火から数分で暖め始めるその即暖性とパワーが魅力です。ただ灯油を燃やすことで暖めるので、使用時は空気が汚れやすく乾燥しやすくなります。換気が必要なため密閉された寝室や書斎には不向きです。
また火を用いるため、お子様がいる場合はヤケドにも注意しなくてはなりません。灯油の価格は地域によってマチマチですが、18リットルの灯油代を1,450円としてひと月約4,408円。
これを30で割ると1日あたり146円。これを見ると、オイルヒーターは高くないように思えますね。
オイルヒーターの電気代を節約するにはコレ
オイルヒーターの電気代を節約することは出来ないのでしょうか。
これは適材適所によって解決できます。例えば書斎などは最適です。エアコンでは暖まりにくい机の下の足元もまんべんなく暖められます。
乾燥もせず音もしないので、長時間部屋で作業をしていても喉を痛めたり集中を乱すことがありません。
寝室なども人の出入りも少なく、就寝中は窓を開けることもありません。乾燥しないので喉を傷めにくく、また気流が発生しないのでエアコンの風を直接受ける事による体調不良もありません。
さらに寝室を使う時間はだいたい決まっていますから、タイマーをセットしておいてあらかじめ寝室を暖めておくことも可能です。
窓際に置くと、部屋全体がムラなく暖まります。
オイルヒーターの電気代はどのくらい? まとめ
如何でしょうか。オイルヒーターの電気代は、効率よく、適材適所に置くことによって差ほど高くはないものだということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
換気の必要などもなく、空気も汚さず、乾燥しないことを考えると、時間を決めて使うことが出来る寝室などでは活躍するのではないでしょうか。
部分部分でオイルヒーターを使うことが節約につながるので、一度ご検討ください。