油は冷蔵庫で保存してもいいの?【徹底解説】

冷蔵庫で油を保存できる??

皆さんは冷蔵庫に何を保存しておられますか?

牛乳や卵、バターや野菜などの生鮮食料品に至るまで、なかなか沢山の種類があると思いますが、調味料を保存されている方も少なくないと思います。

筆者も醤油やポン酢、小麦粉、片栗粉などの調味料を冷蔵庫に入れていますが、油を冷蔵保存している方はどのくらいいらっしゃるでしょうか。

 

油によって保存方法がある

「え?油を冷蔵庫で保存?」「常温か、キッチンの下の冷暗所に入れているけれど・・・」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、その油の種類によっては冷蔵保存をした方が良いものもあるのをご存知でしたか?

その油それぞれによって保存の方法がありますので、どのようにして保存をしておくのが良いのかを解説していきたいと思います。

 

冷蔵庫に油を入れても固まらない?

そもそも「油って、冷蔵庫に入れたら固まっちゃうんじゃないの?」

という方もおられるのではないでしょうか。

その通り、冷蔵庫にずっと入れていると油は固まってしまうことがあります。油というのは「腐らない」というイメージがあると思います。

そうです、油は腐らないです。ただ「酸化」をしてしまうという傷みは生じます。

この「酸化」が進むと常温であっても油は液状ではなく固形になってきます。

 

冷蔵庫の他に油を保管するには

基本的に油は密閉した状態での保存が望ましいです。

と言うのも空気に触れることにより油は『酸化』が進んでしまうからです。なので一度開封した油はなるべく早めに使い切ることが鉄則です。

サラダ油やキャノーラ油などは目安としては一ヶ月での使いきりが一番良いとされています。

最近家庭でもお馴染みのオリーブオイルなどは常温保存した方が固形化せずに長く保存が出来るそうです。

また同じく香りが良いごま油は冷蔵庫で保管したほうが
香りが長持ちするそうです。

油にとって第二の脅威である光を避けるためには、冷暗所での保管が望ましいとされていますが、油の種類によっては向いていないものもあります。

例としてサラダ油などは常温と光を避けて保存したほうが良いとされているため基本的には棚の下やガスの下の収納部分でも充分ですが、夏場に気温が上がるようでしたら冷蔵庫での保存をおススメします。

 冷蔵庫に入れてはいけないものリストはこちら

しかし、冷蔵庫に入れてはいけないものがあるんです。理由と合わせて書いてみます。

・コーヒー
コーヒーは、涼しくて乾燥したところに保管すべきです。ですが冷蔵庫に入れておくと、風味と香りが抜けてしまいます。

それに加え、コーヒーは他の食品のニオイを吸収しやすいのです。密閉容器に入れて、できれば暗いところに保管することをおすすめします。

・ニンニク
ニンニクの鱗茎(丸ごと)やかけらは、涼しくて乾燥したところに、室温で保管することをおすすめします。

冷蔵庫に入れておくと、ニンニクが持っている成分が失われるうえ、逆に腐りやすくなってしまうのです。冷蔵庫に入れなければ、何ヶ月でも保存可能です。

・アボカド
アボカドを冷蔵庫に保管すると、熟すのがおそくなります。

アボカドはほどよく熟したものを食べたいですよね。ですから必ず室温で保管するようにしましょう。

・いも類
ジャガイモなどのいも類を冷蔵庫で保管すると、元々の風味が失われ、やわらかくなってしまいます。

また、水分に触れるとカビが生えやすくなりますから、洗わないで、涼しく乾燥した、風とおしのよいところに保管しましょう。

・トマト
意外だと思われるかもしれませんが、トマトを冷蔵庫に保管すると、少しずつ歯ごたえが失われてゆき、食べるころには、買ったばかりのときより風味が落ちてしまう結果となります。

フランスの全国農業リサーチセンターによると、トマトを冷蔵庫の中のような低温環境に置くと、果実中の糖分や酸味、その他の有益な成分が減少してしまうそうです。トマトは、乾燥したところに、室温で保管するようにしましょう。

 

油は冷蔵庫で保存してもいいの? まとめ

いかがでしたか?油の保存方法として、良く使うサラダ油などの冷蔵保存は「夏場においては有効」といえるかもしれません。

先にも書きましたが、ごま油は冷蔵保存の方が香りが長続きして良いですし、最近流行の亜麻仁油とエゴマ油は特にそれが顕著です。

酸化すると味が落ちるだけでなく、栄養価も下がるので、開栓した後は冷蔵庫で保存し、早めに使い切りましょう。いずれにしても、なるべく早く使い切るのが得策です。