冷蔵庫の電気代を気にしていますか?
みなさんは冷蔵庫の電気代というものを気にしているでしょうか?
たしかに、冷蔵庫を開けたらすぐに閉めるなど、
電気代を考えている方もいると思いますが、
気にしていない人も多いと思います。
冷蔵庫は1年中動かしているものなので、やはり電気代は気になってしまいますよね。
1年中動かしているということは電気代もかなりかかっているのではないか、
などを考える方もいると思います。
しかし、電気代は冷蔵庫によって違います。
実は計算式もあるのです。
もちろん、節約方法もあります!
実際どれほど電気代はかかっているのでしょうか。
今回は冷蔵庫の電気代について見ていきましょう。

冷蔵庫の電気代はこのくらい
冷蔵庫には年間消費電力量というものが記載されています。
年間消費電力量とは何かというと、
JIS(日本工業規格)の測定方法で測定されたものです。
しかし、冷蔵庫の電気代は扉の開閉回数や扉を開けている時間により変わるので
おおよその数値です。
たとえば、
100~200L程度の容量の冷蔵庫で
年間消費電力量が200khw、1khwあたり27円かかるとすると、
冷蔵庫の電気代は、1年で約8100円、1ヶ月で約675円かかります。
どうでしょう。
1年で8100円というのは高いのでしょうか。
もうひとつの例を見てみましょう。
400~500L程度の容量の冷蔵庫で
年間消費電力量が450khw、1khwあたり27円かかるとすると、
冷蔵庫の電気代は、1年で約5941円、1ヶ月で約495円かかります。
一つ目の例と二つ目の例を見て、何か気づいたことはないでしょうか?
そうです、
容量が少ない冷蔵庫よりも容量が多い冷蔵庫のほうが電気代が安いのです。
理由は簡単です。
大きい冷蔵庫のほうが性能が良いからです。
大きい冷蔵庫のほうが省エネ機能などが搭載されていますよね。
しかし、ここから節約方法を使えば、もう少し安くなりますよ。
節約方法は後ほど紹介していきます。
これらの例はあくまで例なので、ご家庭によって違うと思います。
ご家庭の環境によっても電気代というものは変わっていきます。
冷蔵庫の電気代の計算式はこれ
実は、冷蔵庫の電気代には計算式というものがあります。
冷蔵庫の電気代は
年間消費電力✕1hwあたりの電力量単価=1年間の電気代
で求めることができます。
先程の二つ目の例も、
年間消費電力量が450khw、1khwあたり27円かかるとすると、
459(年間消費電力)×27(1hwあたりの電力量単価=5941円(一年間の電気代)
冷蔵庫の電気代は、1年で約5941円、1ヶ月で約495円かかります。
しかし、この計算式で求められた目安という考え方で見てくださいね。
前述したように、実際は扉の開閉回数などにより、変わってしまいますからね。
それでは、みなさんもこの計算式を試してみてください。
意外と電気代が高かったなんてことは結構ありますよ。

冷蔵庫の電気代を節約していくには
それでは電気代の節約方法を見ていきましょう。
まずは、
適正温度を保ちましょう!
適正温度を保つというのは、周囲の温度に合わせて温度設定をして、
無駄な電力を使わないようにするというものです。
夏と冬で温度設定をするだけで、1年で約20%もお得だと言われています!
つぎに、
冷蔵庫に物を詰めすぎないようにしましょう。
詰めすぎると、庫内で冷風の循環が悪くなり、効率よく庫内を冷やすことができません。
そのため、余分な電力が必要になってしまうのです。
そして、
冷蔵庫と壁の間のスペースを広く取りましょう。
壁に近すぎると放熱できず、冷蔵庫内にこもった熱を冷やそうとして
これもまた余分な電力を使ってしまいます。
冷蔵庫と壁は5mほど離しましょう。
また、冷蔵庫の上などにも物を置かないようにして、
とにかく冷蔵庫の周囲のスペースをできるだけ広く取りましょう!
次は
急速冷凍機能を使わないようにしましょう
最近の冷蔵庫には、食品をフリージングするために
急速冷凍機能が搭載されていますよね。
しかし、急速冷凍を使用すると、膨大な電力が費やされてしまいます。
そのため、急速冷凍を使用するときは、なるべく食品を薄くして
長時間急速冷凍を使用しないようにしましょう。
また、よく言われていますが、
冷蔵庫の開閉回数や開閉時間を減らしましょう。
省エネ機能を搭載している少し大きめの冷蔵庫を使いましょう。
前述したとおり、大きい冷蔵庫のほうが電気代が安くなるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
やはり冷蔵庫の電気代というものは結構かかってしまいますよね。
冷蔵庫は容量が大きい方が電気代が安く済むなんて驚きですよね。
しかし、電気代を抑える方法は工夫すればたくさんありますよ。
今回紹介したものだけでも実践すればかなり安くなります。
しかし、これは単なる例ですから、もっとたくさんありますよ。
どうでしょう。明日からこれらを参考に節約方法を実践して見てはいかがでしょうか?
たくさん工夫して得をしていきましょう!